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半・社会人の取りとめもない雑記。


by yuu-siesta

きらいきらい大きらい

悔しくって悔しくって悔しくって。
また泣いた。
けど、ちゃんと家帰ってから泣いた。
一緒に仕事をしている先輩が本当に苦手で、殴って許されるなら殴りたいとすら思えたほどで。
仲良しの同期に愚痴っても、解消されるわけじゃない。
愚痴を言われた方も迷惑だ。
だから、もうこうやってぶつけず発散するしか、抜け道が見つからなかった。

どうやら、私はその人がキライらしい。

驚くことに、私は人を嫌いになったことがない。
どんな人でも、必ずどこかいいところを持っていると思ってしまうタイプで。
「手に入らないぶどうはすっぱい」と思えない性格だ。
だから人間関係で躓くなんてことは、今まで一度もなかった。

けど、仕事ってやっぱり違う。
今まで人間関係に悩まなかったのは、それだけ関係が浅かった証拠だ。
付き合って、キライになったら別れればいいし。
遊んでみてキライになったらもう遊ばなければいい。
そういうスタンスなら、別に何も悩むことなんてない。
だけど、仕事はそういうわけにはいかない。
どんなにキライでも、一緒にやっていかなきゃいけない。

一度、仕事絡みの話で、その人に「そう思わないか?」って半ば投げやりに言われたことがある。
私は100%「そう思えなく」て、口を結んで「うー」しか言えなかった。
「そうですよねー」って言って逃げればいいけど、それは間違ってるって言わなきゃ。
だけど、「そうは思いません」ってはっきり言ったら、どれだけ彼の機嫌を損ねることか。
彼の機嫌を損ねることは恐くない。
ただ、それでそのしわ寄せが私に来る事がイヤなのだ。

いつも私の言うことをただただ聞いてくれる人がいる。
私は「これはオトナになったら解決することなんですか?」と聞いた。
そしたら「俺には話を聞いてあげることは出来るけど、それ以上は出来ない」と返事が来た。

私はずっと、絶対的味方が欲しかったんだと思った。
「そうだね、おまえの言うとおりだね」って言ってくれる人がいればいいと思ってた。
でも、それじゃ前に進んでいかない。
今、少しずつ出来ている溝は、いつかものすごい断層になって、大きなトラブルになる。
彼だけに問題があるわけではない。
問題はあたしにもあるし、そしてこの組織にある。
だけど彼はもう、10年以上もこの職場で仕事をしてきた人だ。
だから勝てっこないし、別に勝負してるわけじゃないのに。

幸いだと思うのは、こんなにもキライでストレスフルな生活を送っているのに、
「彼がどっかにとばされちゃえばいい」って思ったことは一度もないこと。
ただ、やっぱり人を嫌いと思う自分はすごく醜い。

でも私は心の中で、
「いつしか必ず、彼より遥かに優秀なデリバリ(私の担当業務)になってやる」
といつも思っている。
by yuu-siesta | 2005-10-29 12:16 | diary