半・社会人の取りとめもない雑記。


by yuu-siesta

08みちのく旅~七滝を目指すRPG編~

ずいぶん時間があいてしまったっ。
その間に、おっきな地震が盛岡でありましたね、
すぐさままりこに電話。
「はいは~い」とのんきな声で出てたけど、やはり盛岡はかなりゆれたみたいで。
無事で何よりでしたが、やっぱりこわいね。
これからも気をつけてほしいよ。

つづき

2日目は、「盛岡の自然を楽しむday」と決めていました。
行く先は、わりとまりこ頼み。
盛岡より少し北に位置する葛巻市へ向かいました。
葛巻はまりこも初めてだとか。こりゃあいいね。
高原・牧場・お寺・滝を散策します。

まりこの運転してもらい、盛岡から1時間強で第一ポイントの牧場につきました。
あんまり動物がいなくって、少ししょんぼりする二人。
でも、ヨーグルト一気飲みして、満足げ。(←わたし。まりこは牛乳を飲んでいた)

「みちの駅」で周辺地図をゲットし、次に向かうは「七滝」。
ここが一番遠そうだ。
何があるかわかんないけど、とりあえず滝はあるはず。
それだけの理由で、七滝へ向かう。

地図を見て助手席に座ってるのだが、どうもナビできない。
「え?いま、信号すぎた?あれ、この道路?」とまりこに聞き返す始末。
その地図がまた相当アバウトで、ここはやはり人に頼るのが一番。
山から砂利道を、杖で下ってきたじーちゃんを捕まえ、
「すみません。七滝ってどうやっていけばいいですか?」とたずねる。
そのじーさんのなまりが強烈で、わたしは8割聞き取れず。
まりこは地元民なので、わかってるはず、と思い、
私はのんきに「はい、はい」と相槌。
と、じーさんの額にアブが止まったっ!
私の目線は、じーさんのアブ額に釘付けである。
とりあえずじーさんから聞き出せた情報は、「七滝は遠い」くらいのものであった。
まりこに「まりこ、聞き取れたの?」と聞くと、
「いやー、半分くらいだね。久慈のこと、『くず』ってずっと言ってたね」と。
ちなみに、私たちはまったく久慈に行く予定はない。
「じゃあ、アブには気づいてた?と聞くと、大爆笑して「気づいてた!」というまりこ。
あわれ、アブじい。

その後、違う道に入ったところで、第二村人の農家のじーさん発見。
これは、すぐにネーミングできた。
「金歯ライオンズじーさん」である。
まー見事に前歯がそろいもそろって、金歯。
そして、西部沿線の私には懐かしい、昔のライオンズの野球帽(しかし、ライオンはとれてしまっている)をかぶっている。
じーさんは非常に愛想がよいが、相当滑舌が悪かった。
「そこを『しだり』だよ、そこね、下って『しだり』ね。
あとは、また人見つけて聞いてみたらいいねー」
金歯ライオンズじいから入手した情報は、「この道の先を左折。あとは次の人に聞け」。
まー、七滝へたどり着くには、何人の村人と出会えばいいんだっ
「次の人に聞け」って、まるでRPGの世界である。
RPGの登場人物でも、あと3行くらいのヒントはくれる気がする。
まさかの3回目の「そこを『しだり』だよー!」をいう言葉を最後に、お礼を言って発車。

困った、なかなか七滝は遠い。
もう、大通りから遠ざかってかなり緑の中を走っている。
と、まりこが「お!若い衆がいる!聞いてみよう!」と。
そこには、小学校らしき校庭に、ねじりタオルをしたおやっさん達が8人くらいいた。
確かに、さっきのアブじいと、金歯じいに比べれば、相当若手である。

二人で道を聞きにいくと、盛り上がる若い衆。
若い女性2人来客はかなりレアのようだ。
彼らの言葉はほぼ標準語で、案内も的確だった。
おお、これで七滝へはぐっと近づいた。
おっさんたちは「あそこは縁結びだぞ、行ったらここ戻ってこい」とか
「七滝いかないでここで遊んでいけ」と言っていた。

若い衆のおかげで、やっと七滝へ到着。
こんなところでした。

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自然のど真ん中だねぇ。
だから虫もいっぱい・・・
頭の周りをずーっと羽虫がつきまとう。
きれいな緑だーと見上げた木の葉には、毛虫がびっしり・・・
せっかくたどりついたオアシスなのに、浸るゆとりがまったくない。

途中の階段は本当に急で、ひとつひとつの段差が激しい。
上る途中で、これはやばい・・・と思った。
なまけたOLの脚力では相当しんどい。
これは休んだら負けると思い、黙々と上る。
後ろからまりこが「ゆう、早いよー、つらくないのー?急だね、この階段」などと言ってるのが
聞こえるが、答えたら酸素が入ってこない。
結果、ひたすら無視して自分のピッチで上る私。
ごめんよ、階段の途中で声を発するまりこのほうが、うんとタフだぜ。
↓くだりの階段。くだりはつらいというより、コワい。
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たどり着くまで、あんなに人に聞いたり迷った七滝だが、
虫に撃退され、美しい滝の風景に浸れたのはほんの一瞬であった。

つづく
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by yuu-siesta | 2008-07-28 07:37 | diary