卒業式の思い出
2005年 03月 22日
私には、忘れられない卒業式があります。
3年前の、大学の卒業式。
私は、サークルでケガをして、やめようか迷っていた時期でした。
どこまでもヒザの故障がまとわりついて、うんざりして。
そんなとき、卒業式でサークルの先輩の袴姿を見て、泣きました。
その先輩は、幽霊部員同然のあたしをとてもかわいがってくれて。
あと、とても誉めてくれた。
誰にも何も言われず、自然に辞めてくであろうあたしに、目をかけてくれた。
その先輩が、卒業式の日にある包みをくれました。
「手紙も入ってるから、恥ずかしいから家で開けて」
私は、早く見たくて、内緒で学校の7下で開けた。
それは、先輩のユニフォームだった。
私は泣き崩れて、友達・先輩の前で泣き倒した。
「ゆう、すごいものもらっちゃったね」
私はある友達のその言葉で、このスポーツを絶対やめないって決めた。
それから、あたしは何回もヒザを壊した。
手術もいっぱいして。
けど、あの背番号を投げ出すことだけは絶対にしちゃいけないから。
後悔なくやりきれた!とは決して言えない。
けど、このマリン(ユニフォーム)は劇的な瞬間に立ち会えたし、ちゃんとダイブもさせてくれた。
先輩とあたしの現役時間を足して、7年間もアルテを見届けた。
「100%のチカラでやるなんて、もう夢みたいなことはできないんだから」
そういつも自分に言い聞かせ、でも友達をうらめしく思う日々は続いた。
でも、このマリンを着るときだけは、胸を張って、走らなきゃ。
そして、今がある。
あたしも、もうすぐ卒業式を迎えます。
このユニを返す日が来ました。
35は、あたしの大学生活のすべてでした。
望むような選手になれなくて、ごめんなさい。
たくさんの勇気をありがとうございました。
3年前の、大学の卒業式。
私は、サークルでケガをして、やめようか迷っていた時期でした。
どこまでもヒザの故障がまとわりついて、うんざりして。
そんなとき、卒業式でサークルの先輩の袴姿を見て、泣きました。
その先輩は、幽霊部員同然のあたしをとてもかわいがってくれて。
あと、とても誉めてくれた。
誰にも何も言われず、自然に辞めてくであろうあたしに、目をかけてくれた。
その先輩が、卒業式の日にある包みをくれました。
「手紙も入ってるから、恥ずかしいから家で開けて」
私は、早く見たくて、内緒で学校の7下で開けた。
それは、先輩のユニフォームだった。
私は泣き崩れて、友達・先輩の前で泣き倒した。
「ゆう、すごいものもらっちゃったね」
私はある友達のその言葉で、このスポーツを絶対やめないって決めた。
それから、あたしは何回もヒザを壊した。
手術もいっぱいして。
けど、あの背番号を投げ出すことだけは絶対にしちゃいけないから。
後悔なくやりきれた!とは決して言えない。
けど、このマリン(ユニフォーム)は劇的な瞬間に立ち会えたし、ちゃんとダイブもさせてくれた。
先輩とあたしの現役時間を足して、7年間もアルテを見届けた。
「100%のチカラでやるなんて、もう夢みたいなことはできないんだから」
そういつも自分に言い聞かせ、でも友達をうらめしく思う日々は続いた。
でも、このマリンを着るときだけは、胸を張って、走らなきゃ。
そして、今がある。
あたしも、もうすぐ卒業式を迎えます。
このユニを返す日が来ました。
35は、あたしの大学生活のすべてでした。
望むような選手になれなくて、ごめんなさい。
たくさんの勇気をありがとうございました。
by yuu-siesta
| 2005-03-22 16:17
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